もっと…もっと…




――――消えた。





たった今、目の前から優奈が消えた。



まるで神隠しにあったのように、忽然と姿が消えてしまった。



「ゆ、優奈…?」



俺の声だけが虚しく響く。

何の返答もない。



「…嘘だろ?優奈!」



強く呼んでも返ってくるのは俺の声。




何なんだよ、いったい……