先輩なんて知りません!!

「俺が授業に受けようが受けまいがお前には関係なくねぇか?」

今日のお昼みたいに先輩は物凄い低い声で呟いた。


確かにあたしには関係ないかもしれない。だけど…


「だったら何で学校来てるんですか?
しかも登校時間に間に合う時間に来るんですか?」


サボるなら朝早く来なくても良いはずだし、途中で帰るという選択肢がある。
というか普通に不良というとそんなイメージだ。


「俺が学校来る理由が知りたい訳?」

先輩の声はさっきの低い声から何だか優しい声に変わっていた。

もしかして教えてくれる?

そう思いながら先輩の言葉を待っていると…


「俺が授業受けてなくても学年一位だからセンコーは何も言わねぇんだよ。
で、朝から学校来てるのは出席を取って貰う為だ」

はい?

先輩の言葉に耳を疑う。

「先輩って頭良いんですか?」

「学年一位だからそうなんじゃねえ?」

「嘘っだぁ!」

「お前、前から思ってたけど失礼な奴だよな」


いやいや。その金髪頭で学年一位?頭がいい?

そんなの詐欺だ!

あたしなんて、頭があまり良くないからこの学校に入るのも一苦労だったのに…