先輩なんて知りません!!

そんなカリカリしてたら人生やっていけないよ。


あたしはそんなことを思いながらため息をつく。


「おい。そこのチビ!聞こえてるぞ」


ケッと馬鹿にしたような笑いをだしながらも悪態をつく。

「すっ、すみませーん」


「お前。さっきの威勢はどうしたんだよ」


反射的に謝ってしまったあたしを笑う沢城さん。
そんな沢城さんはあたしに少しずつ近づいてきた。


ちょっと! 急になんなの?
あたし、なんかした?


あたしと沢城さんの距離はどんどん短くなっていき、今度は沢城さんの手があたしに伸びてくる。


もしかして殴られる!?


そう思って思わず目を瞑って待機してると優しい手つきであたしの頭をポンポンと叩かれた感触があったと思ったら、今度は固い何かが頭の上に置かれた。


いったい、何が置かれたの?