すると
『赤宮花野です。
どーぞよろしく。』
と返ってきた。
それからというもの、
花野ちゃんが
私と同じ高校2年生
だってこと、
少しイケメンの
彼氏がいるってこと、
そして、
花野ちゃんが 癌だ
ってことを聞いた。
『毎日治療が辛くて
嫌になるよ』
って笑顔でゆった花野ちゃんは
どこか苦しそうで
また、
『あっ、ちなみに
髪の毛は
皆がお見舞いに
来てくれた時用で、
今時はやりのウィッグだよ。
自分の髪は
もうなくなっちゃった。』
って言うから、
不意に現実を見たようで
急に怖くなった。
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