「じゃあショートケーキとミルクティお願いね」


「畏まりました」


「雪兎くん?彼は?」


「今日から働いてます、碧です。よろしくお願い致します」


そう言うと、碧は気付いたようで頭を少し深めに下げた。


「きゃああああつ‼碧くんに持って来て貰いたい。というか話してみたい」


「畏まりました」


頭をさげ、すっとその場を去って碧のところまで行った。
そして彼をカウンター奥へと促す。


「ショートケーキとミルクティお願いしてもいいですか?」


「はい」


それから、あっという間に引っ張りだこになって、碧は1日で大人気となった。
やっぱりイケメンだし、接客もきちんと出来てる。
これからお店が賑やかになりそう。