泣きやんだ那奈に手を振って、駅へ来た。
「ホタル、何にすんの?」
今は駅のホームでお弁当買ってます。
「私は・・・なんでもいいや。」
「ホタル昔から優柔不断だからお前に聞いても意味ないんだよな。」
「なっ!?」
「・・・ま、そこも可愛いんだけど」
「何か言った?」
「なんでもねーよ!ほら!」
少し顔を赤くしてそっぽを向きながらお弁当を渡してくれた。
「あ、お金。いくら?」
「別にいらねー。弁当くらい黙っておごられてろ」
少し口は悪いけど、優しいんだよね・・・拓海。
そんなこんなで拓海と他愛のない話をしていると電車が到着。
乗り込むと同じ制服を着た子達が数人いた。
「・・・拓海」
「何?」
スマホをいじっている拓海に小声で話しかけた。

