男装女子の学園日記



「だって・・・だって!」


那奈が泣きだした。


「ホタルと拓海に会えなくなるんだよッッ?」


「ッ別にもう一生会えないわけじゃないし、夏休みも冬休みも帰ってくるから泣くなって。」


めずらしく、拓海が那奈を励ましている。

「そうだよ!文化祭だって体育祭だって来ればいいし、私たちも行くから!」


「ホータールー・・・・」

そう言って抱きついてきた那奈を受け止めていたら、

「えー・・・俺は?」

拓海が少しさみしそうにつぶやいた。

「拓海はいい。・・・さ、写真撮ろッッ?」

「うん」



~~3,2,1、~カシャッ


その音と同時に私たちの青春が始まった。