『ユリア、ありがとう』



『へ…?あ、うん!気を付けてね!』



ユリアはそれだけ言って、またダイスケを見ていた



それが最後に喋った言葉



高3になって、ユリアとクラスは違っていた



ダイスケともクラスは同じにならなくて



ユリアとの接点はなくなった



不思議と何も感じない



あきらめがついたのか、それとも強がっているだけなのか



分からなかったけど



もうユリアを見ても心が痛まなくなったのは事実だった