そして、みんなが高校3年にあがった時、
俺は久しぶりに練習に参加した。
『あ!タロウ!』
ユキが飛びついてきた。
ダイスケがそれをあわてて引き剥がす。
ソウイチはユキに連なって、飛びついてきた。
『あははッ!お前ら、なんも変わってないな!』
思わず、笑ってしまった。
小学校の頃と何も変わってない。
なんか、安心した。
『あたしたち、何も変わらないよ。タロウも変わってないじゃん』
ユキはそう言って、笑った。
『昔の優しいタロウのまんまだな。』
少し、男っぽくなったソウイチが俺にちょっかいかけてきた。

