俺はとりあえず、うっぷんを晴らすために色んなことをした。
ホスト、新聞配達、飲食店、ガソリンスタンド…
働くことが1番、高校の出来事を忘れられた。
高校を辞めてから、バンドの練習には参加しなかった。
みんなには
『あんな教師なんかに負けんな!』
『何もしてあげられなくてごめん』
と高校の頃にさんざん言わしてしまったから。
結局、先生に負けて学校を辞めたのが申し訳なかった。
だけど、
♪~♪~♪~
【いつでも練習来てね。待ってるから。ユキ】
毎日、届くメール。
俺はその一つ、一つを見ながらいつか行こうと思っていた。

