『ユキちゃん、だよね?』
強気で聞くユリアにユキはコクリとうなずいた。
『ダイスケから、すっごくいい子だって聞いてる。
あたしも聞く限りではユキちゃんのこと好き。
だけど、ダイスケを悲しませる人、あたしは嫌い』
ユリアを止めようとしたけど、ユキが目で
「止めないで」と言ってるようだったから
止めなかった。
『ユキちゃんは自分がどんだけ幸せか考えたことあんの?』
ユリアはだんだんと荒い口調になっていく。
『好きな人がいても、届かないやつだっているの…!
なのに…ユキちゃんは、無条件でダイスケの隣りにいれる!
それって贅沢じゃんか…!』
ユリアはもうユキの服をつかみそうになっていた。

