イジワルな先生


六時間目が終わって
少し居残りして。


一人じゃ、緊張して
話せなくなりそうだったから


友達について来てもらった。


職員室に行って先生を呼んだ

「近藤先生ー!」


でも、居ないみたい。


仕方なく
階段に座って友達と待ってた私...


後ろから
足音が聞こえた


後ろを振り返ると
黒いジャージ姿の先生が居た。


「先生ー!
遅いよ~!」

『あ!ごめん!
ちょ、待ってて!』


後ろを歩いて行って
職員室前で待ってた


『ごめんごめん!』
って言いながら



ピンクの袋を持ってる先生。

かわいい。


『つまらない物ですが...』

「ううん!ありがとう!」


『あ、じゃあ、ちょっと行かなきゃ!』

「あ、うん!」

『使ってな~?』


「うん!使う使う~!」



忙しそうに
廊下を走って行った先生。


友達に囲まれて
中身を見た。


そしたら

かわいい緑の怪獣のシャープペンシルと
かわいいオジサンのシールだった。


「か、かわいい!」

あまりにも
嬉しくて大声を出してしまった私...


これ、先生が選んでくれたんだ。
恥ずかしかっただろうな~。


なんて独り言、言ってたら
友達に笑われた。