それから、

本当に、春美ちゃんから、

連絡が来ることはなかった。


・・・

今、何してる?

そんな事ばかりが気になっていた。


憂鬱なまま、

登校するようになった。


オレの傍には、

いつも祥子がいた。


完治していない足を心配して、

いろんなことをやってくれていた。



そんなある日。


「ねぇ、琉生」


祥子が俺の名前を呼んだ。


「ん?」



「私が、前に告白したこと覚えてる?」


・・・・