「きっと・・・

一時的な事よ。

会っていれば、すぐに思い出すわ。

だから、会いに来てあげて

あの子は・・・・」



そこで、話をやめたお母さん。



私は首をかしげた。




「・・・なんでもないわ。

春美ちゃん、会いに来てくれる?」



私は頷いて見せた。


それを見たお母さんは、


微笑んだ。



・・・・


今日は、


帰ろう・・・・


琉生は、元気になってきてるんだから。