そして午後、

オレは、一般病棟に、移動した。


・・・

窓から、

外がよく見える場所だった。


涼しい風が心地よくて、


オレは目を閉じた。



・・・・



トントン。


ドアを叩く音がして、


誰かドアを開けた。



「…母さん」



母さんの後ろに、

もう一人・・・