「あ、ごめん・・いやだった?」


琉生が、私の目を見つめて、

問いかけた。

・・・・

イヤなはずない。

凄く、嬉しい。


好きな人にされると、

こんなに嬉しいものだなんて、

初めて知った。



『イヤじゃないから』


ノートを確認した琉生は、

私の目を見て、微笑んだ。


・・・・


琉生の笑顔は、

私にとって、

太陽かもしれない。


それを見ただけで、

私の心は、

晴れやかな気持ちになる。