いつの間にか、
もう家の前に着いていた。
・・・・
もう少し、
傍にいたい。
・・・・
でも、
そんなこと言えないよね?
ここまで送ってくれただけでも、
私にとっては、
奇跡みたいな時間だったから。
『ありがとう』
手話で、お礼を言うと、
『ありがとう』
琉生もまねして、
手話で、お礼を言った。
『何で、マネするの?』
ノートに書くと、
「春美ちゃんと、ノートなしで、
会話ができるように、
覚えてるんだよ」
そう言って笑った。
もう家の前に着いていた。
・・・・
もう少し、
傍にいたい。
・・・・
でも、
そんなこと言えないよね?
ここまで送ってくれただけでも、
私にとっては、
奇跡みたいな時間だったから。
『ありがとう』
手話で、お礼を言うと、
『ありがとう』
琉生もまねして、
手話で、お礼を言った。
『何で、マネするの?』
ノートに書くと、
「春美ちゃんと、ノートなしで、
会話ができるように、
覚えてるんだよ」
そう言って笑った。

