学校の屋上。

今、

春美は、

オレの膝枕で寝ていた。

・・・・

『相談がある』


その言葉に、ここまで連れてきたオレは、

睡眠薬入りのジュースを、

春美に飲ませた。




・・・

オレは、いったい何をやってるんだ。

春美の寝顔を見ながら、

自分に問いかけた。





春美が幸せなら、

それでいいじゃないか?



時々街で、

二人が仲良く歩いているのを見かけた。