"君、名前は?"
"ゆいです。"
"ゆいちゃんね、俺は、ゆうき。よろしくね!!"


これが初めてのゆうくんとの会話。

それからゆうくんと話たり、
買い出し行ったり、その日1日ですごい仲が深まった。


先輩がこそっとゆいに、
"ゆうき彼女に振られてやけ酒やお"
"あっ、そおなんですか"



"あっ、あの…そんなに呑んで大丈夫ですか?"

"ん?大丈夫!!俺酒だけは強いから〜(笑)"

なんて言ってたけど、ゆうくんの周りには20本以上の空き缶。
大丈夫なわけない。





"そんなに呑んだら体調悪くなりますよ。"

ゆいが水を渡したら、
"ありがとう。ゆいちゃんって、優しいね。俺の話聞いてくれる?"

"もちろんです。"