五感全てで『鬼』を感知できる裕也は、その数の多さに顔をしかめつつ公園の中央に立った。 そのまま、指で挟んだ『符』を顔の前に持ち上げながら、目を閉じて意識を集中。 そして。 「禍きモノよ、散るがいい―― スティグマ・エクリクシス 刹那爆散 !」 力強い詠唱と共に『符』から赤い光が溢れ、裕也を中心に炸裂。 それを追うように『霊力』の刃である突風が竜巻の如く巻き起こり、その場にいた『鬼』をまとめて薙ぎ倒した。