そして。 「…そりゃ、悔しいよ。ゆークンの一番は妹さんだけで、 私は『彼女』なのに一番じゃないんだもん」 彼女の答えは、 「悔しいし、悲しいし、たまぁに辛いけど――…」 「それでも私、やっぱりゆークンが好きなんだよ」 俺の心を一度、ドキリと小さく…けれど確実に鳴らした。