-翌日-


登校すると既にいちごはいた。
だが、いちごの髪が濡れていることに気づいた・・


「いちごおはよう」
「あ、なつめおはよう」


いつもみたいに笑っているが昨日よりやつれている気がする。


「いっちご~♪おはよ!」

宇佐美が入ってきた。

「麗歌おはよう」


本当に必要最低限のこと以外は喋らないいちご。どうして話してくれないのか、俺にもわからない・・・


「いちご。今日俺んちに来て」

俺は我慢できなくなり、いちごを家に呼び出した。




俺は1日いちごの様子を見ながら生活した。