「ッッそんな軽々しく 羨ましいとか 言わないでよ!!」 「え…?」 「何も知らないくせに 私の気持ちなんか わかんないくせに!!」 バッ―――… 「ちょっ どうしたの、琉夏ちゃん!!」 琉夏ちゃんが走って 病室から出ていった… 目から 大粒の涙を 流しながら――――… なぜ琉夏ちゃんが 泣いているのか 私にはよく わからなかった―――…