★恋と王子と超能力!★

私は階段を上り下りしながら難しい顔をしていた。すると、

「なにしてんだよ、お前」

「あれ、まだいたんだ。ちょっと気になってさぁ」

「気になるって、なにがだよ。」

「ん?生徒のこと。」「??」

「いやぁ、なんか引っかかってさ。どーしても納得出来なくて」

「もう暗くなるし、早く帰った方がいいんじゃないか??」「え?」

窓の外を覗くと、星が光り始め、空がオレンジ色から濃い青色に変わり始めていた。

「そうだね。凛も帰っちゃったし、帰ろうかな」

「家まで送る」

「えっ…でも「いいから、送る。俺はお前の彼氏だからな」

「っ…///もう、早く帰ろ!!」

何なのよ…私なんてただの『彼女』。彼女って言うただの器。

本当は…本当は、私の事なんて…。

「おい…おい!」「…なに??」

「お前…。なんで泣いてんだよ」





…え?あっ………。



「本当…だ」

何で泣いてんだよ私!!しっかりしろ楓堂 真帆!!

「だ、大丈夫…なんでも「何でもなくねぇだろ!!俺言ったよな?お前の彼氏だって」

言ったけど…私なんて……

そう思うと、余計に涙が込み上げてくる。