★恋と王子と超能力!★

「凛ちゃん!!」

すぐに凛に駆け寄る。

抱き起こすと、凛は苦しそうに「み、みなもと………さま…」とつぶやいた。

「凛ちゃん!大丈夫!?……どうしよう……!!」

だれか……!!そう思い、周りを見渡すが、当然誰もいない…。

「うっ…みな、もとさまぁ…」

迷えば迷うほど、凛は弱っていく…。
















僕に力があれば…………!!!

そう思った瞬間、体が光に包まれた。