「そういえばどうして俺って気付いたんだよ。」


「んーまずは名前でもしかしてって思ったけど、、、


私が忘れ物したときに走って持ってきてくれたじゃない。


凄く早くてビックリしちゃって。


そしたらピンときて、、、、。」


「でも昔の俺と全然違うじゃん!!昔はもっと積極的だったし。」


「ううん。昔と変わらない。優しいところとか全然変わんない。それにおっちょこちょいな所もね。」


美幸はダンボールから一枚の紙を出した。

それは幼い字で書かれた手紙だった。