確かに諦めていたのは俺だった。

苦手だからってサボってばかりいた。


なのに責めてしまった自分が情けなかった。


車椅子の少女を追いかけに行った。


そしてすぐに車椅子の少女を見つけた。

俺は声を張り上げた。



「ちょっと待ってよ!!」