体育は得意の俺だったが

水泳だけは苦手で仮病を使い休んでいた。


教室には誰もいなかったが3組に人の気配がした。

そこには車椅子の少女がいた。


「なにしてるんだよ、お前も仮病か??」

その子はおどおどしていた。

「私、、、、足が不自由だから泳げないの、、、。」

「ふーん。オレは足が平気だけど泳げねぇぞ!!よし、決めた。オレは水泳の時間はここでお前とズル休みをする!!」

すると向こうから俺の名前を呼ぶ声がした。

かなり怒った声だ。


ズルだってバレたのだろう。


「オレ逃げるわ!!じゃあまた今度な!!」