冴えない男のプロポーズ大作戦

美幸は夜景にうっとりしながら食べ物に手をつけていく。

そのころ近くの席に座っていたカップルの周りがざわついていた。

どうやらプロポーズに成功したらしい。

店のスタッフもお祝いの言葉を述べ、女の方は涙を流していた。

美幸もそれを眺めていた。

一気に緊張してきた俺はトイレへと向かった。