――――――……
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「…はぁっ…あ…もう、最悪」



紫音さんの仕事部屋を出た私は、数分後



涙が出た目や、元気がない様子を見られたくなくて


屋敷の廊下の壁に座り込みながら1人落ち込んでいたのだ



「………はぁっ」



つい、トールさん達から重要なことを聞き


感情的に紫音さんに問い詰めたけれど、気持ちを押さえれば良かった



言ってしまったことで、わかった紫音さんの本音


本当に、紫音さんの言う通り…聞かなければ良かったかもしれない




考えれば考えるほど、後悔ばかりが私を襲い


何回もため息をはきながら脚をかかえ顔をふせる