雄也Side


____ブルブルッ



携帯がいきなり震えだす。

携帯を開くとメールが一件。

______from:龍之介 to:雄也さん

また、一人Death抜けたいっていってます。

どうしますか?




______



またか・・・


最近チームの奴らが抜けていく・・・

これで10人目。


抜けたい奴は抜けていったらいいと思うけど、

戦力が落ちるのはあまり喜べない。


俺は龍之介に≪抜けたい奴は抜けさせてやれ≫そう送って

授業中にもかかわらず席を立つ。

無言で俺のあとについてくる伊織と美津希。

そして、社交辞令で俺を声だけで止めようとする数学教師。

心の中では、「やっと出て行ってくれる。これで授業が進む」

そう思っているんだ。大人なんかみんなそういうもんだし。

これはいつもと変わらない風景。


いや、今日は違う。何が違うんだ?

ん?後ろの人数が一人多い!


「バカ野、なにやってんの?」

「さっきは北野だったのに・・・」

「そこ今突っ込むとこじゃないよね?」

すかさず、伊織が突っ込みを入れる。

ナイス!伊織!

「なんで付いてきてんの?」

「いやーどこに行くのかなーって。」

行き先伝えれば帰ってくれんのか?

「Deathの溜まり場。」

「そうですか。」

そうですか。って言ったくせにまだ俺らの後をついてきている。

もう、どうなってもしらねー。

そう思って放っておいたら溜まり場までちゃっかり付いてきやがった。

すれ違う大人たちは俺と伊織と美津希を見てビビって、その後ろのメガネ女を見て不思議な顔をしていたことは言うまでもない。