天然小悪魔彼女。



んなこと、日向がなんでわかんだよ。


その時の俺はとても苛立っていた。


「だって、さくらちゃん達A組だから…。あそこからA組行くにはF組の前通んないと行けねぇだろ」


「あ……」


そうか……。


忘れてた。


「わりぃな……」


俺は日向の胸ぐらを掴んでいた手を離した。