「───…あ、あのっ…あたし、悠哉先輩が好きですっ…!」 昼休み、1つ下の後輩に呼び出されて、裏庭に来た俺は裏庭に来るなりそう言われた。 「……よかったら…あたしと、付き合ってくださいっ…」 俺よりもはるかに小さいカラダを縮ませ、顔を赤くしながらいってくる。 確か…名前は柳川さん。 彼女を見ると、あの子と少し重なってしまう……。 俺の片想いしていた子…成瀬さくらと……。