天然小悪魔彼女。



嬉しいな…。


そんなことを思いながら、あたしも教室に戻ろうと後ろを向いた。


……あ、あれ…。


「───…悠ちゃん?」


後ろを向くと、そこにはジュースを持っている悠ちゃんが歩いていた。


「……ん?お、さくら!」


悠ちゃんがあたしに気づく。