今野さゆ(16)


どこにでもいるような普通の
中学三年生。


恋愛が苦手で……
男の子とも
あんまり喋った事がない。



でも
そんなある日、あたしは以外な男の子と出会ってしまう。





















ガラっ






『あれ…???まだ残ってる人がいる…。誰ですか??』



この声の持ち主は

安東 俊一(14)

中学二年生らしいけど妙に背が低い。


あたしは勉強していた為、俊一をシカトした。






『あっ今野先輩???
そこで何してるんですか??』


『………………』


『あの……先輩…???』


『………………』


『………スイマセンっ!!!!
あのっっ前から先輩の事…
見てましたっっ…!!
もし良かったらですが…
付き合って下さい!!!!』


『………っは!!???』


イキナリ告白されたあたし。


どうすれば良いか分からなくて…
とりあえず

『も…少し…考えさせて……////』


と答えた。


俊一は…
『わかったっす!!
いいお返事待ってます!!!!!』







…………………。


いきなり告白されても……。



こっちはビックリするだけだし……。





あの男…顔は女たらしみたいな顔だけど……




あたしみたいな地味でモテない女を好きになるなんて

なんか以外………









テカ…なんて返事しよう…



やっぱり断るべきだよね…


だってあたしは好きじゃないんだし……っ




でも無理に断ったら…

あの男…逆切れして何かしないかな……;;;


でもあたしの本当の気持ちを
相手に伝えるのが1番だよね!!!!;;




そんな事をいろいろと悩んで

眠りにつくまで
返事を考えていた。