「………片岡」 「はい?」 私が見上げたのと同時に、暗くなる視界。 「…誰にも渡さないから」 「――――っ」 ………ほんの一瞬。 うさぎは、クマに。 襲われました。 私は、篠田センパイに。 唇を奪われました…。 その結果… 私も、そして、篠田センパイもきっと… 顔が真っ赤でしょう…。