「ねえ、亮大…先月から生理きてない」


「え?まじで?…まあ今までだって
大丈夫だったし今回もただの
不順なんじゃね?あんまり気にすんな。
悪阻とかもないんでしょ?」


「うん。全くないよ。やっばり私の
勘違いなのかなあ…。変な話して
ごめんね?じゃあ、またね。」


この会話からだった。亮大との距離が
どんどん離れていったのわ。


あの会話の後からは、いくら亮大に
求められてもキス以上のことは
できなくなった…。

もし妊娠していたら。

と考えたら、今までの軽はずみな
行動を深く反省した。

…ものすごく怖かったから。