落とした生徒手帳を手にして、 それから私を見つめた。 「…あ、あの?」 「今日、ガッコ終わるの何時…?」 「え。えっと、五時ですが…、あの」 さえぎるように、少し切羽詰ったような声音で 「…悪いけど、6時にここで待ってる」 だから、来てくれ。 とその人は言った。