「怒ってる?」
「べっつにー♪」
そうして、私は次に行く場所を地図で探し始めた。
「ちなみに、絶叫系本当に乗れないんだよね?」
「うん…ごめんね……」
カルが恥ずかしそうに顔をうつむかせて言った。
やっぱ、カル可愛いなぁ♪
なんか、癒し系って感じっ。
「よぉし、じゃあ観覧車いこー!」
「観覧車でいいの?」
「うん!」
なんか、昼の観覧車にすごく乗りたくなった。
それに、昼ならきっとすいてる。
「よし、いこう!」
「うんっ」
カルって、いっつも偉いよなぁ~。
私、わがまま言ってばっかりなのにちゃんと答えてくれて。
私には絶対なれない……
そんな事を考えながら歩いていると、観覧車乗り場に辿り着いた。
読み通りすぐに乗れそう!
そして、3組みぐらい待って乗り込もうとした時、突然お兄ちゃん達と璃鶴が駆け込んできた。


