☆†赤い瞳にご用心†☆





「怒ってる?」

「べっつにー♪」




そうして、私は次に行く場所を地図で探し始めた。




「ちなみに、絶叫系本当に乗れないんだよね?」

「うん…ごめんね……」




カルが恥ずかしそうに顔をうつむかせて言った。




やっぱ、カル可愛いなぁ♪
なんか、癒し系って感じっ。




「よぉし、じゃあ観覧車いこー!」

「観覧車でいいの?」

「うん!」




なんか、昼の観覧車にすごく乗りたくなった。
それに、昼ならきっとすいてる。




「よし、いこう!」

「うんっ」




カルって、いっつも偉いよなぁ~。
私、わがまま言ってばっかりなのにちゃんと答えてくれて。
私には絶対なれない……




そんな事を考えながら歩いていると、観覧車乗り場に辿り着いた。




読み通りすぐに乗れそう!




そして、3組みぐらい待って乗り込もうとした時、突然お兄ちゃん達と璃鶴が駆け込んできた。