次の日、学校から帰宅後。
家には、私と唯繰お兄ちゃん、そして璃鶴がいた。




「ねぇねぇ、凛々ちゃん? どこに遊びに行くか決まった?」

「ん? 決まってないよ?」




そういうと、目を輝かせて鞄の中から何かを取り出して私たちに見せた。




なんだろ?
どっか行きたいとこでもあるのかな?




そのかんは、当たったようで…




「僕、ここにいきたいんだっ」




私とお兄ちゃんは見せられた、チラシのようなものを覗き込んだ。




「遊園地に行きたいの?」

「うんっ」

「水族館もいきたいのか?」

「うんっっ」




笑顔で頷く璃鶴がとっても可愛い。




ちなみに、チラシには最近新しくできた遊園地と水族館があるテーマパークのような場所がかかれていた。