どんよりとした厚い雲がかかった、朝らしくない暗い朝。


「おぃ、海依朝やぞ!起きろ」


隣で寝ていたゆーちゃんは、あたしの肩に手を置いて軽く揺すった。


「んー、、、
まだ早かろーもん。。。」


「いや、もう7:00やって!
はよ起きらんと遅刻するばい。」


渋々ケータイに手を延ばし、時計を見ると7:02だった。