「「あのー!」」 突然誰かに呼ばれて振り返る そこには見たこともない男子が立っていた。 「あの、このノート落としましたよ」 「あっ!ごめんなさい、ありがとうございます」 「あ、オレ、ダンボール持ちますよ!」 「え、いいよ!汗」 「だって足ケガしてるじゃん…」 そう言って彼はわたしのダンボールを奪って歩きだした。