何回目だろうか 気づけばもう半袖の季節… 「あ…」 鞄につけていたキーホルダーが外れた それに気づいた彼は振り返る …初めて見た彼の顔は夕日のせいかオレンジ色をしていた わたしは恥ずかしくてとっさに下を向いた きっと真っ赤だったに違いない…