ポジション

麗奈「俊也先輩?」




俊也「俺さ、お前のおかげでバスケ部に戻れたし、実里と剛とも解決した。すっごく感謝してる。ありがと!」




俊也先輩は頭を下げた。




麗奈「そんな!私のおかげとかそんなんじゃ…」




俊也「…それでさ、後もうひとつ言いたいことがあるんだ」




麗奈「何ですか?」




俊也「俺の彼女になれ!!」




えっ?????




麗奈「えっ?私ですか?」




俊也「お前しかいねぇだろ」




麗奈「……////」




顔がみるみる赤くなる。




俊也「返事はいつでもいいから!…赤外線やらね?」




俊也先輩は携帯を出す。




私も慌てて出す。




そして私の携帯に『送信完了しました』という文字。




俊也先輩のアドレスも私の携帯に入っていた。




俊也「んじゃあまたな!!」




麗奈「はっはい!////」




私はそう言うとその場にしゃがみこんだ。