ポジション

私が駆け寄ると翔馬はイラつくような顔をした。




翔馬?




何か…おかしい。




翔馬「なんだよ」




麗奈「なんだよって…翔馬今日調子悪いね」




翔馬「…あぁ」




麗奈「試合が近いからって焦んないでね?」




すると翔馬は立ち上がった。




翔馬「うるせぇな!お前にはわかんねぇよ!!」




体育館が静かになる。




麗奈「翔馬…?」




翔馬がこんなこと言うなんて…




翔馬ごめんね。




私ひどいこと言ったね。




試合前だし焦るよね。




翔馬は二年生よりも強いもんね。




エース候補だしね…




麗奈「あっ…ごめん…ね」




私も立ち上がる。




すると翔馬ははっ!と我に返ったような顔をする。




翔馬「ごめん!何でもないから!八つ当たりしてごめん!」




翔馬は体育館のトイレに行ってしまった。




翔馬…




ごめんね。