周りはみんな俺らを見ている 目立つのは得意じゃないが、この状態なら仕方がないことなのだろう 彼女の背中を眺める 迷いがなく、まっすぐな背中 俺とは次元が違う 俺は感情をあまり表にだせれない 怒りも、悲しみも 本当は心のなかはドロドロで複雑だ でも、俺のことを自分のことのように怒ったり、悲しんだり、喜んだりしてくれる人がいれば もう、どうでもよくなっちゃうんだよね