「じ、じゃあ紙に書いて提出しようぜ」 「リーダー誰にする?」 「大和でいいじゃん」 「ええ、俺かよー 俺バスレク係やりたいからパスー」 「あ、リーダーが男子なら副リーダーは女子、リーダーが女子なら副リーダーは男子じゃなきゃダメなんだってさ」 「へえー、じゃあ神崎はリーダーか副リーダーやらなきゃいけないんだ」 「ええ! …が、がんばります」 「あ、いいこと思いつーいた」 麻友が何かたくらんだように言った 「葵リーダーやりなよー」 「え、麻友がやりなよー あたしそういうの向いてないから」