雑食系男子




この重たい沈黙を破ったのは大和だった



「………おい」

「はいいいいぃぃぃぃ!」


な、情けない声!


「名前、教えろ」


「あ、あの…ええっと…その…」


「ハッキリしねえ奴だな」


「ごめんなさいいいいぃぃぃ!」


「や、大和…?
もうちょっと優しく…やさしーく…」


ああ、もう神崎泣きそうじゃん