カランコローン
ドアのベルが鳴り、誰かが入ってきた
「あ」
「あ! 葵! あの人この間の店員さんじゃない?」
制服を着てるから、学校帰りかな
メガネをはずして、首元のボタンを開けてパタパタしてる
「こんにちは、今日もお願いします」
あ、声はいつもの神崎だ
すると店長さんとみられるぽっちゃりして優しそうな男の人がでてきた
「いやー悪いねえ、毎日毎日バイトで!
涼君も学生なのにねえ……」
「いいえ、全然平気です」
「本当? じゃあ今日もいっぱい働いてもらおうかな!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…