半ギレしながらプリンにスプーンを刺した


「おいしい!」

「なんでキレながら食うんだよ!
スプーン強く刺しすぎてプリンぐちゃぐちゃじゃねーか!」

「おいしいからいいの!」

「なんだそれ!」


あたしと大和がモメてると、視界の隅で神崎がむくっと起きた


「あ」


神崎は目をこすりながらメガネをかけた